蚊に刺されると膨らむのはなぜ?

Q.

蚊に刺された部分が膨らむのは?蚊に刺されると刺された部分が膨らみます。大きいときには、1センチ近くにもなります。人によっても大きく膨らむ人や小さい人もいます。教えてください。

A.

蚊の口器は平均すると約2ミリほどの長さで、人間の皮膚にはその半分から3分の2、つまり1~1.5ミリを挿入していることになります。口器は4本のさぐり針(ナイフのような一対の大顎、ノコギリのような一対の小顎)、1本の細い管(血液を固まりにくくする液を注入する管・咽頭)、1本の太い管(血液を吸い上げる管・上唇)、この6本をしまうサヤ(下唇)の7つからできていて、刺すというよりも薄いノコギリで少しずつ切り裂いていくような方法で皮膚に入り込みます。血を吸うのは産卵のための栄養分を補給する時のメスだけです。この血液を固まりにくくする液には痛みを感じさせない麻酔薬のような成分がはいっていて、これが人の体に入るとアレルギー反応を起こしてかゆくなるのです。アレルギー反応はひとそれぞれによって差があり、赤くなったり、はれあがったりする人とそうでもない人がいるのはそのためです。 (蚊の研究室:池庄司敏明)

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