蚊の越冬方法

Q.

蚊は寿命も短いのにどうして冬を越すのですか。毎年蚊で悩まされています。少しでも蚊を減らす方法があれば教えてください。 夏が近づくと蚊が現れますが、いったい、冬の間は蚊はどのように生き延びているのでしょうか?桜前線のように、南国でずっと生きている蚊が、気温の上昇とともに北上してくるのでしょうか? 蚊は夏以外の季節の時はどうしているのですか?ボウフラで冬を越すのですか?どうか教えてください。

A.

越冬のしかたは種類によって違いますが、ヤブカは卵で冬を越します。イエカは成虫で冬を越します。マラリアの原因であるハマダラカなどは幼虫あるいは成虫のどちらかで越冬します。蚊が人の血を吸うのはメスが卵を産むために栄養をとる時だけです。駆除の工夫ですが、これはやはり蚊の発生源を断つしか方法はありません。ヤブカの幼虫はよく台所の排水口の部分でも羽化しますので、ここに殺虫剤をまくと有効です。また、庭木がある場合は下草をよく刈って水溜まりをなくしておくことや、古い池などには魚を飼ってボウフラを食べさせるなどの工夫も必要です。ヤブカの幼虫は少し湿っているだけでも生きていられるので、家の周りをきれいにしておくことが大切です。 (蚊の研究室:池庄司敏明)

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