
蚊に刺されると膨らむのはなぜ?
蚊に刺された部分が膨らむのは?蚊に刺されると刺された部分が膨らみます. 大きいときには、1センチ近くにもなります. 人によっても大きく膨らむ人や小さい人もいます. 教えてください.
蚊の口器は平均すると約2ミリほどの長さで、人間の皮膚にはその半分から3分の2、つまり1~1.5ミリを挿入していることになります. 口器は4本のさぐり針(ナイフのような一対の大顎、ノコギリのような一対の小顎)、1本の細い管(血液を固まりにくくする液を注入する管・咽頭)、1本の太い管(血液を吸い上げる管・上唇)、この6本をしまうサヤ(下唇)の7つからできていて、刺すというよりも薄いノコギリで少しずつ切り裂いていくような方法で皮膚に入り込みます. 血を吸うのは産卵のための栄養分を補給する時のメスだけです. この血液を固まりにくくする液には痛みを感じさせない麻酔薬のような成分がはいっていて、これが人の体に入るとアレルギー反応を起こしてかゆくなるのです. アレルギー反応はひとそれぞれによって差があり、赤くなったり、はれあがったりする人とそうでもない人がいるのはそのためです.
(蚊の研究室:池庄司敏明)
蚊にさされるとなぜかゆい?
どうして蚊が血を吸われたあとは、かゆくなるのですか . また蚊に吸われにくい人っているんですか.
蚊の吸血はメスのみが行う行為です. オスは吸血しません. 吸血は卵の成熟のための行為であり、蚊の成虫の栄養となるものではありません. 蚊は基本的には吸血を行わないと産卵できません. 通常は花のミツを吸っています. 吸血後に患部がかゆくなるのは蚊が吸血時に唾液を体内に送り込むからです. この蚊の唾液には麻酔物質、消化液、血液凝固抑制剤などが含まれており、麻酔物質は吸血相手の感覚(痛み、かゆみなどを)3分間ほどにぶらせます. この麻酔が切れた時にかゆみを感じるのです. 蚊は人体から発生する二酸化炭素や体温などを感知して人に近づきます. そのため、体温の高い子供やお酒を飲んだ後など、身体がほてっている時に刺されやすくなります.
(コンテンツプロデューサー:赤池学 ユニバーサルデザイン総合研究所:高橋義則)
蚊は秋に刺される方がかゆい?
こどもから、夏に刺されるより、秋に刺された方が痒いのはなぜ?と聞かれました. 言われてみるとそんな気がするのですが、本当でしょうか?いろいろ調べてみましたが、刺される時期と痒さの説明はなかなか見当たりません.
私たちの血を吸う蚊の口はいくつかの部分からできています. 血を吸うポンプの役割をする管、ナイフの代わりをする1対の大顎と1対の小顎、唾液を出す上咽頭の6つです. 蚊の針は穴をあけるのでなく、薄いノコギリで細いすき間をあけるだけなので、傷口はすぐにふさがりほとんど跡を残しません. こうして皮膚に入り込み、唾液を注入して、麻酔を行います. これが体内に入ると一種のアレルギーを起こしてかゆみの原因になります. 人の血を吸う蚊は産卵する時のメスだけで、オスや産卵期以外のメスは樹液や蜜を吸っています. 産卵は夏から秋にかけて盛んに行なわれます. 季節によってこの唾液の量や質が変わるわけではありませんので基本的には痒さも変わらないはずですが、卵を育てるためにより多くの量の血液を吸うので、長い時間刺されていれば唾液の量がより多く注入されている可能性はあります.
(蚊の研究室:池庄司敏明 コンテンツプロデューサー:赤池学)
蚊に最後まで吸わせるとかゆくない?
蚊に最後まで吸わせるとかゆくない?
私たちの血を吸う蚊の口はいくつかの部分からできています. 血を吸うポンプの役割をする管、ナイフの代わりをする1対の大顎と1対の小顎、唾液を出す上咽頭の6つです. 蚊の針は穴をあけるのでなく、薄いノコギリで細いすき間をあけるだけなので、傷口はすぐにふさがりほとんど跡を残しません. こうして皮膚に入り込み、唾液を注入して、麻酔を行ないます. これが体内に入ると一種のアレルギーを起こしてかゆみの原因になります. 同時に血を固まりにくくする液を入れます. そして上唇(ポンプの役割をする管)で血を吸います. ただし蚊が自分で出した唾液をすべて吸い取れるわけではなく、微量でも残ればかゆみの原因になります. 血を吸っている間にも唾液はどんどん体内へ入ってしまうので理論上はそうですが、あまり期待はできかもしれません.
(蚊の研究室:池庄司敏明 コンテンツプロデューサー:赤池学)
アゲハのさなぎ、生死の見分け方は?
8月末頃に生まれたと思われるアゲハの幼虫を育ててまして、約1ヶ月かかってようやくサナギになったのですが(9月末日)2週間経ってもまだでてきません(1週間くらいという話を聞いたのですが‥‥). 寒くなってきたので中で死んでしまったのでしょうか?(1週間位は玄関の中でその後はリビングの窓際においています)生死はどのようにして分かるのですか?とても気になって心配です.
アゲハの仲間は年3、4回も成虫が発生するものも多くあり、9月から10月ぐらいまで成虫が見られます. この時期の終わり頃になったサナギはそのまま越冬するものもいますので、育ててみてください. しかしながら、チョウに限らず、羽化前の段階で死んでしまう個体は昆虫には多くあります. 原因はさまざまですが、触ってみて少しでも動けば大丈夫です. 試してみてください.
(コンテンツプロデューサー:赤池学)
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息を止めれば蚊はよりつかない?
蚊のことでお聞きしたいことがあります. 私の知り合いが蚊をみたら息を止めればよりつかないと言ってたのですがこれは本当ですか?なぜなら息は二酸化炭素だからと言ってました. これはありえるのですか?お返事お待ちしております.
蚊が人の血を吸うのはメスが卵を産むために栄養をとる時だけです. 普段は樹液や花の蜜を吸っています. 蚊の体にはさまざまなセンサーがあり、あごひげにあるセンサーで人の息に含まれる二酸化炭素を察知したり、体温を感知したりして近づいてきます. 確かに息を止めれば二酸化炭素の量は減りますが、あまり長い時間止めているわけにもいきませんし、微量な二酸化炭素にも蚊は反応します. また体温など別の要素もありますので、それほど期待はできないでしょう.
(蚊の研究室:池庄司敏明)
蚊に刺されやすいのはなぜ?
私は私の周囲の人よりも、その倍以上蚊に刺されやすく困っています. 私の姉は年に数回しか刺されませんが、私はまぶたを始め身体中、夏は本当に辛いほど刺されます. 虫除けガードのスプレーもしますがスプレーの少しでもかかっていない場所は必ず刺されます. 友人から聞いたのですがホルモンの問題や体質、酸性やアルカリ性といったことが蚊に刺されやすい要素ならば改善したり、何か対策が取れるような気がします.
蚊に刺されやすい人がいる、というのはよく言われていますが、血液型の違いなどについて、はっきりしたことはわかっていません. ただし、比較的体温の高い子供(その意味ではお酒を飲んで大人が体温が高くなる場合も同じ)はやはり狙われやすいようです.
(蚊の研究室:池庄司敏明)
一緒にいても、さされまくる人と、全然刺されない人がいるのは何故ですか?私は刺される方ですが、最近知人といるとその人ばかりが刺されていて、「ベープのような人だ」と思いました. でも、家族といたりすれば、私ばかりが刺されるのです. 血液型は、私はO型、知人はA型、家族は色々です. でもO型はいません.
蚊は動物の呼吸で発生する二酸化炭素をセンサーで探知して近づき、動物の体温で生み出される上昇気流を感じると下降してさす、という優れた機能をもっています. さされやすいのは、特に体温が高い人や子供などで、それはこの体温がつくりだす「上昇気流」のため、といわれています. お酒を飲んだ日は体温が高くなり、蚊に刺されやすくなるのも同じ原理です. また、O型はさされやすい、という研究者のデータもありますが、これはまだはっきりとした証拠はないようです.
(コンテンツプロデューサー:赤池学 ユニバーサルデザイン総合研究所:高橋義則)
蚊のきらいな物はなに?
近くの公園に池があるためか 庭に蚊が多くって困ってます. 蚊を寄せ付けない草があると聞いたのですが、教えてください.
蚊の嫌いなものとしては、植物から抽出されたオイル(シトロネラ・ラベンダーなど)が有効といわれています. また、焚き火をする時、ヨモギなどの草を火にくべるとその煙で蚊を追い払えます. しかし蚊は池だけでなく、空缶や空き瓶、竹の切り株などでもふ化しますので、地域での浄化活動などを行わないと、完全な駆除はなかなか難しいようです.
(コンテンツプロデューサー:赤池学 ユニバーサルデザイン総合研究所:高橋義則)
蚊の存在理由ってなに?
蚊が生態系っていうものにどういういう影響を及ぼしてるというんでしょうか? 蚊の存在理由は一体何にあるんでしょうか?是非 教えてください .
蚊は人間にとってやっかいな生物というイメージがあるようです. マラリア、黄熱病、フィラリア、デング熱など、確かに蚊が媒介する病気は多く存在します.
しかし、人間を吸血する蚊は全体の中のほんの一部で、メスが産卵のために吸うに過ぎません.
蚊は自然界で重要な役割を担っています. 幼虫のボウフラは水中の有機物の分解に貢献しています. 通常、水中の有機物はバクテリアによって分解されることが多いのですが、その場合バクテリアの排泄物によって水は汚れてしまいます. 同時にバクテリアが増えすぎると水中の酸素が消費されてしまい、生き物が住めなくなってしまう可能性もあります. ボウフラは有機物だけでなくバクテリアも食べ、呼吸は空気中から行うのであまり水を汚しません. 蚊は病気の媒介もしてしまいますが、汚い排水溝の水の浄化もするのです. 蚊の成虫は植物の花粉の媒介も行います.
(蚊の研究室:池庄司敏明 コンテンツプロデューサー:赤池学)
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